熊本大学 URA推進室

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URA推進室で作成支援した研究成果のプレスリリースです

2022年度 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015

  • エイズウイルスの感染増殖を阻止する新たな体内物質を発見!

    2019/2/1
    エイズ学研究センター 有海康雄准教授

    エイズウイルス(HIV)の感染増殖を阻止する新たな宿主因子アポリポタンパク質Eを発見し、エイズウイルスの増殖をコントロールするメカニズムを明らかにしました。


  • エイズウイルスは動く遺伝子トランスポゾンLINE-1をコントロールする

    2019/2/1
    エイズ学研究センター 有海康雄准教授

    エイズウイルス(HIV-1)が宿主細胞内の動く遺伝子(転位因子)LINE-1のヒトゲノムへの転移を抑制することを明らかにしました。


  • 熊本県産の“不知火菊”にしみ抑制効果の可能性を確認~しみの原因に加齢関連タンパク質が関与~

    2019/1/29
    生命科学研究部(医) 尾池雄一教授

    加齢関連タンパク質であるアンジオポエチン様因子2 (ANGPTL2)の過剰な作用が、皮膚関連細胞株のマウスメラノーマ細胞株やヒト表皮角化細胞株においてしみの原因となるメラニンの産生促進をもたらすこと、また不知火菊抽出物がANGPTL2の産生抑制を介してメラニン産生を抑制できることを見出しました。


  • 心筋が虚血状態になるとケトン体利用率が低下することをヒトの心臓で確認

    2019/1/15
    生命科学研究部(医) 有馬勇一郎助教

    心臓におけるケトン体の利用率を測定し、心臓の血流が減少した状態(心筋虚血時)において、ケトン体利用率が低下することを確認しました。


  • 推定500匹のコクゾウムシが練り込まれた土器を発見

    2018/11/22
    人文社会学研究部(文) 小畑弘己教授

    平成28年2月に発見した北海道福島町館崎(たてさき)遺跡から出土した縄文時代後期の深鉢形土器に、推定で500匹のコクゾウムシが練り込まれていたことを発見しました。


  • ADHD児診断の高感度予測手法の研究発表で
    日本臨床神経生理学会学術大会優秀演題賞を受賞

    2018/11/20
    人文社会学研究部(文) 安村明准教授

    発達障害のうち注意欠如・多動症(ADHD)児の診断を高感度で予測することが可能な新しい評価手法の研究発表で、優秀演題賞を受賞しました。


  • 植物の根毛側面を硬くするしくみの解明に成功
    ~根の毛はなぜまっすぐに伸びる?~

    2018/11/5
    国際先端科学技術研究機構 垣匠准教授

    植物が、根毛の微小管を制御し側面の細胞壁を硬くすることで,根毛が細長く真っ直ぐ伸びながらその形を維持する仕組みを解明しました。


  • ナノグラフェンを水に溶かして分子膜作製に成功
    -次世代材料ナノグラフェン研究に新たな扉-

    2018/10/24
    先端科学研究部(工) 吉本惣一郎准教授

    溶媒に溶けにくいナノグラフェンの水溶化に成功しました。水中でナノグラフェン分子膜作製を可能とする「分子コンテナ」を利用した環境にやさしい新手法です。


  • 脳を作る神経幹細胞の運命を決定する新規タンパク質を発見!

    2018/10/05
    生命科学研究部(医) 新森 (喜多) 加納子助教

    脳を作る重要な神経細胞の基となる神経幹細胞の運命決定を司る新規タンパク質Matrin-3を発見し、神経発生メカニズムの一端を明らかにしました。


  • ヒトiPS細胞で小児腎臓病を再現~病態解明と治療に向けた大きな前進~

    2018/08/31
    発生学研究所 西中村隆一教授

    先天性腎臓病患者さん由来のヒトiPS細胞から腎臓組織を誘導することによって、先天性の腎臓病「先天性ネフローゼ症候群」の病態を再現することに成功しました。


  • 初期前駆T細胞性急性リンパ性白血病の病態の再現にマウスを使って成功

    2018/08/10
    国際先端医学研究機構 指田吾郎特別招聘教授

    小児に多いがんの一つであり、従来の抗がん剤に抵抗性を示す「初期前駆T細胞性急性リンパ性白血病」の病態を遺伝子改変マウスで再現することに成功しました。


  • 骨形成に必須の遺伝子の働きを活性化する新しいメカニズムの発見
    〜骨形成低下に伴う骨粗鬆症の新たな治療薬開発に道〜

    2018/07/20
    大学院生命科学研究部(医) 吉澤達也准教授 山縣和也教授

    老化やストレス応答に関わるサーチュインのひとつ「SIRT7」が、骨形成に重要な役割を果たすことを発見すると共に、骨形成に必須の遺伝子の働きを活性化する新しいメカニズムを解明しました。


  • DNAの「ねじれ」を解消し、抗がん剤の標的として重要な
    タンパク質の新機能を解明

    2018/07/18
    パルスパワー科学研究所 矢野憲一教授

    DNAの「ねじれ」を解消する働きを持ち、抗がん剤の標的として重要なタンパク質であるDNAトポイソメラーゼIIβの新しい生理機能を共同研究により解明しました。


  • 自動運転技術に新提案:経路に合わせた自動車速度の最適制御

    2018/07/17
    大学院先端科学研究部(工) 岡島寛准教授

    走行予定の経路の曲率(曲がり具合)などの情報を利用して速度を自動的に決定する、新しい速度制御アルゴリズムを開発しました。


  • 世界初、測定データだけで物質のミクロ構造と構造ゆらぎを推定
    ―電池、電子デバイスなどの材料研究に新解析法―

    2018/06/21
    パルスパワー科学研究所 赤井一郎教授

    最新の情報抽出技術「スパースモデリング」を用い、事前知識を必要とせずに測定データのみから原子周辺の構造と原子の構造ゆらぎを解析できる手法を世界で初めて開発しました。


  • がん抑制遺伝子Chk2は、紫外線による皮膚がんの発症を防ぐ

    2018/06/08
    発生医学研究所 立石智特別研究員

    がん抑制遺伝子の1つとして知られるChk2が、紫外線による皮膚がんの発症を防いでいることを発見しました。


  • 組織の形成に関わる、細胞の「かたち」や「ならび」を調節する新しい仕組みの解明

    2018/06/07
    大学院生命科学研究部(医) 菊池浩二講師

    生物の組織を構成する細胞の形態や配列を調節する新しい制御システムの解明に成功しました。


  • 「取り繕い反応」はアルツハイマー病の特徴的なコミュニケーションのパターン

    2018/05/23
    臨床医学教育研究センター 松下正輝特任助教

    記憶障害によって生活に様々な影響が出ているにもかからず、上手に周囲に合わせて応答をする「取り繕い反応」が、認知症の中でもアルツハイマー病の方に特に多くみられることを初めて明らかにしました。


  • 狩猟肉がもたらすもの!

    2018/05/11
    文学部 シンジルト教授

    熊本県球磨郡における現地調査により、熊本の狩猟肉の生成と役割を解明し、2018年3月31日『狩猟肉の民族誌:肉をつくる、肉がつなぐ、肉がつくる』(総ページ数:176+ⅱ)を刊行しました。


  • 熊大生、深海の海底温泉から新種の甲殻類を発見!

    2018/05/10
    くまもと水循環・減災研究教育センター 嶋永元裕准教授

    伊豆諸島海域の海底火山「明神礁カルデラ」の海底温泉(熱水噴出孔)周辺から新種の微小甲殻類を採集し、新種を発見しました。


  • 年齢・握力・ふくらはぎの太さから腎臓病患者の心臓血管病リスクを推測
    -筋肉量の減少を予測する「サルコペニアスコア」を腎臓病患者に応用-

    2018/04/06
    附属病院 泉家康宏講師

    筋肉量の減少(サルコペニア)を診断する簡単な検査を応用することで、慢性腎臓病患者の将来の心臓血管病発症リスクを予測できることを明らかにしました。


  • アンモニアをクリーンで画期的な燃料に変える新しい触媒を開発

    2018/04/06
    大学院先端科学研究部(工) 日隈聡士助教

    近年、アンモニアは二酸化炭素を排出しないカーボンフリーな燃料として注目されていますが、燃料として汎用的に使用されるためには燃焼生成物が窒素と水のみであることに加えて、燃焼開始温度の低下が求められます。今回、アンモニアを低温から燃焼させて窒素を選択的に生成させる新しい触媒の開発に成功しました。


  • 400年前の国産ワイン醸造の詳細が明らかに
    ー永青文庫史料の研究調査により薬用アヘンの製造も確認

    2018/04/02
    永青文庫研究センター 後藤典子研究員 / 稲葉継陽教授

    小倉藩細川家の当主 細川忠利がワインを製造させていただけでなく、アヘンの製造も試みていたことを明らかにしました。