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【学内:12月9日】学術広報勉強会「プレスリリースの作法 -プロから見た「良い書き方」「悪い書き方」-」を開催しました

平成26年12月8日に、研究広報活動に携わる本学職員の皆様を対象に上記勉強会を開催しました。

 

勉強会では熊本日日新聞 編集局 文化生活部の鹿本成人氏にプレスリリースの良い例と悪い例を取り上げながらご講演いただきました。


2141209学術広報勉強会ちらし(メール用)

 講演では、プレスリリースされた内容の中身が解らないと価値判断ができず、価値判断ができないと紙面に掲載できないこと、小学生に語りかけるつもりで文章を書いてほしいということを中心にお話しいただきました。質疑応答では、プレスリリースの年間本数や、「専門用語の使用は4・5ワードに収めてほしい」、「新聞記事の掲載面で重要度が測れる」など、普段なかなか聞くことのできない「新聞記事の実際」をお聞きすることができました。また、本学で使用しているプレスリリース作成書式についても、新聞記者の視点からご意見をいただくことができました。

 

熊本大学 URAは今回の勉強会で得られた知見をもとに、広報戦略ユニットと連携してよりわかりやすいプレスリリースを行っていきます。

>>>以下開催案内

熊本大学では本年度より広報戦略ユニットとURAとが連携し、よりわかりやすく広報する方針を決定して、研究成果報告のプレスリリース作成支援などで連携を行っています。研究成果を広く社会に知っていただくことは大学の使命の一つであり、また、科学技術研究費助成事業の申請書でも「今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況及び研究成果を社会・国民に発信する方法」の記入が求められるなど、研究成果の広報(アウトリーチ活動)が重要視されつつあります。

 

研究者が成果を出して広く社会に発表したいと思う時、「言葉の問題」が立ちはだかります。

 

研究を説明するのに不可欠な専門用語や使い慣れた言い回しは時として難解で、一般的な理解がなかなか得られない場合があります。非常に重要な成果であるにもかかわらず、難解な説明のために重要性が伝わらないのは非常にもったいないことです。また、成果を早く公表したいと思うのに、新聞社などプレス側が研究内容を理解したり新聞記事への書き直し作業をしたりするに時間がかかり、研究成果が持つ「新しさ」の価値が損なわれてしまうかもしれないという危惧はできるだけ取り除きたいものです。

 

そこで今回は熊本日日新聞 編集局 文化生活部の現役記者をお招きし、プレスリリース記事の書き方を中心に、新聞社に寄せられた情報が記事になるまでの工程や、報道機関から見た報道すべきと判断する記事、購読者に求められる記事などについて、お話しいただきます。

普段なかなか聞くことのできない「新聞記事の実際」を直接聞ける、貴重な機会です。

 勉強会の性質上、定員20名前後とさせていただきます。
奮ってご参加下さいませ。

開催日時 : 平成26年12月9日(火)14:00~15:00
場所      : 熊本大学 黒髪南地区 共用棟黒髪1
3F イノベーション推進機構会議室
http://www.kumamoto-u.ac.jp/campusjouhou/map_kurokami_2
↑ 25番の建物になります
申込先  : research-coordinator@jimu.kumamoto-u.ac.jp
メール件名を「学術広報勉強会 参加申込」とし、
メール本文に参加者の氏名、所属、連絡先をご記入下さい。
担当    :マーケティング推進部 研究推進ユニット URA:福田 直子