【10月20日】人文社会科学系国際共同研究拠点 第4回研究会を開催します
平成27年10月20日(火)に人文社会化学系国際共同研究拠点 研究会を開催します。
第4回は、政策創造研究教育センターの河村洋子准教授より、「パブリックヘルスにおける社会科学的アプローチ:ヘルスコミュニケーション」について発表していただきます。
パブリックヘルスは公衆衛生と邦訳できるのですが、違いを強調するために敢えてカタカタ表記にしています。欧米のパブリックヘルスは、様々な専門から社会的な課題に向き合う学際性の高いアプローチをとります。従って、その研究は実際の社会に起こっている課題を取り上げ、その解決策を考えていくというような極めて実践的なものです。
パブリックヘルスを構成する専門の中でも、行動科学や健康教育、ヘルスプロモーション、そしてヘルスコミュニケーションは、社会科学の領域です。これらの学問分野は、例えば病気のメカニズムなどの生物学、医学的な研究や特定の治療法を検証する臨床研究によるデータからなるエビデンスを、人の営み(社会や行動)に還元するのに欠かすことのできない役割を果たします。
今回は、日本では確立されているとは言えない「ヘルスコミュニケーション」の実践的な研究活動を紹介いたします。
貴重な機会ですので、幅広い領域の研究者、教員、学生の皆様の参加をお待ちしております。
開催日時 | 平成27年10月20日(火) 13:00~14:20 |
場所 | 黒髪北キャンパス 文法学部棟 2階 共用会議室 |
講師 | 河村 洋子 (政策創造研究教育センター 准教授) |
タイトル | 「パブリックヘルスにおける社会科学的アプローチ:ヘルスコミュニケーション」 |