熊本大学 URA推進室

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学術変革領域研究(2020年新設)

2022.8.18

「新学術領域研究(A・B)」の公募が開始されました。
調書作成の際は必ず最新の公募要領等をご確認ください。


概要

 本種目は、新学術領域研究(研究領域提案型)を見直し、次代の学術の担い手となる研究者の参画を得つつ、多様な研究グループによる有機的な連携の下、様々な視点から、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導することなどを目的として令和2年度公募より創設されたものです。


見直しのポイント

  • 次代の学術の担い手となる研究者の積極的な参画により、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導することを目指す。
  • 助成金額や研究期間等に応じて、2つの区分を設置。
  • 学術変革領域(A)
    新学術領域研究(研究領域提案型)の後継となる区分であり、研究領域を幅広く発展させる研究である「公募研究」をより充実。
    学術変革領域(B)
    次代の学術の担い手となる研究者が、より挑戦的かつ萌芽的な研究に短期的に取り組み、将来の発展的なグループ研究につなげることを可能とする区分として新設。
  • 各区分の目的等に応じた審査方式、評価方式を採用。
  • 学術変革領域(A)
    「公募研究」の審査において、審査の効率化と審査委員の負担軽減を図るため、2段階書面審査を採用。採択領域については、中間評価結果を次の応募の際に活用するため4年目に実施するとともに、フォローアップを2年目に実施。
    学術変革領域(B)
    応募金額を考慮し、応募者及び審査委員の負担軽減を図るため、書面及び合議審査により採択を決定。(ヒアリングは実施しない)

各区分の概要

学術変革領域研究(A)
学術変革領域研究(B)
目的 多様な研究者の共創と融合により提案された研究領域において、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、我が国の学術水準の向上・強化や若手研究者の育成につながる研究領域の創成を目指し、共同研究や設備の共用化等の取組を通じて提案研究領域を発展させる研究。 次代の学術の担い手となる研究者による少数・小規模の研究グループ(3~4グループ程度)が提案する研究領域において、より挑戦的かつ萌芽的な研究に取り組むことで、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、我が国の学術水準の向上・強化につながる研究領域の創成を目指し、将来の(A)への展開などが期待される研究。
応募金額 5,000万円~3億円程度(1研究領域/年)
※ 真に必要な場合は応募上限額を超える申請も可能
5,000万円まで(1研究領域/年)
研究期間 5年間 3年間
採択件数 令和2年度公募:20件(応募数232件)
(採択率:8.6%)
令和2年度公募:20件(応募数650件)
(採択率:3.1%)
領域構成 総括班・計画研究(※1)・公募研究(※2)

※1 次代の学術の担い手となる研究者(45歳以下の研究者)を研究代表者とする計画研究(総括班を除く)が、複数含まれる領域構成。

※2 採択目安件数が15件(従来は10件)、又は領域全体の研究経費の15%(従来は10%)を上回るよう設定。

総括班(※3)・計画研究(※4)

※3 領域代表者は、次代の学術の担い手となる研究者(45歳以下の研究者)であること。

※4 次代の学術の担い手となる研究者を研究代表者とする計画研究(総括班を除く)が、複数含まれる領域構成。


学術変革領域研究グループ構成

公募期間

令和3年8月18日~令和3年10月18日(月)

学内事前チェック締切:令和3年9月24日(金)
学内締切:令和3年10月8日(金)

公募研究 募集要項 P5

令和3年度採択領域に係る公募研究の令和4年度公募は、令和3年11月下旬に行うことを予定。


関連情報(リンク・資料等)