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熊本大学 学術研究企画部門(URA)
学術変革領域研究(2020年新設)
2021.1.27「新学術領域研究(A)(公募研究)」の公募が開始されました。公募する領域はこちらから。
調書作成の際は必ず最新の公募要領等をご確認ください。
新学術領域研究を発展的に見直した新種目「新学術領域研究(A)(B)」が創設されました。
調書作成の際は必ず最新の公募要領等をご確認ください。
概要
本種目は、新学術領域研究(研究領域提案型)を見直し、次代の学術の担い手となる研究者の参画を得つつ、多様な研究グループによる有機的な連携の下、様々な視点から、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導することなどを目的として創設するものです。
見直しのポイント
- 次代の学術の担い手となる研究者の積極的な参画により、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導することを目指す。
- 助成金額や研究期間等に応じて、2つの区分を設置。
- 各区分の目的等に応じた審査方式、評価方式を採用。
新学術領域研究(研究領域提案型)の後継となる区分であり、研究領域を幅広く発展させる研究である「公募研究」をより充実。
次代の学術の担い手となる研究者が、より挑戦的かつ萌芽的な研究に短期的に取り組み、将来の発展的なグループ研究につなげることを可能とする区分として新設。
「公募研究」の審査において、審査の効率化と審査委員の負担軽減を図るため、2段階書面審査を採用。採択領域については、中間評価結果を次の応募の際に活用するため4年目に実施するとともに、フォローアップを2年目に実施。
応募金額を考慮し、応募者及び審査委員の負担軽減を図るため、書面及び合議審査により採択を決定。(ヒアリングは実施しない)
各区分の概要
目的 | 多様な研究者の共創と融合により提案された研究領域において、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、我が国の学術水準の向上・強化や若手研究者の育成につながる研究領域の創成を目指し、共同研究や設備の共用化等の取組を通じて提案研究領域を発展させる研究。 | 次代の学術の担い手となる研究者による少数・小規模の研究グループ(3~4グループ程度)が提案する研究領域において、より挑戦的かつ萌芽的な研究に取り組むことで、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、我が国の学術水準の向上・強化につながる研究領域の創成を目指し、将来の(A)への展開などが期待される研究。 |
---|---|---|
応募金額 | 5,000万円~3億円程度(1研究領域/年) ※ 真に必要な場合は応募上限額を超える申請も可能 |
5,000万円まで(1研究領域/年) |
研究期間 | 5年間 | 3年間 |
採択予定数 | 新学術領域研究と同数程度の採択を予定 ※新学術領域研究の採択数(令和元年度) 18研究領域 |
(A)と同数程度の採択を予定 |
領域構成 | 総括班・計画研究(※1)・公募研究(※2) ※1 次代の学術の担い手となる研究者(45歳以下の研究者)を研究代表者とする計画研究(総括班を除く)が、複数含まれる領域構成。 ※2 採択目安件数が15件(従来は10件)、又は領域全体の研究経費の15%(従来は10%)を上回るよう設定。 |
総括班(※3)・計画研究(※4) ※3 領域代表者は、次代の学術の担い手となる研究者(45歳以下の研究者)であること。 ※4 次代の学術の担い手となる研究者を研究代表者とする計画研究(総括班を除く)が、複数含まれる領域構成。 |

公募期間
学内事前チェック締切:令和3年1月6日(水)
学内締切:令和3年1月20日(水)
公募研究 募集要項 P22
令和3年度公募研究を募集している領域は下記になります。
学術変革領域研究(A)の公募研究は、基盤研究(S・A・B・C)、若手研究、挑戦的研究(萌芽)との重複応募・受給が可能です。
領域番号 | 研究領域名 | 領域略称 | 件数 (程度) |
応募金額/年 |
---|---|---|---|---|
20A101 | 生涯学の創出ー超高齢社会における発達・加齢観の刷新 | 生涯学 | 5 5 10 |
700万円以内 500万円以内 300万円以内 |
20A102 | 土器を掘る:22世紀型考古資料学の構築と社会実装をめざした技術開発型研究 | 土器を掘る | 3 5 |
300万円以内 200万円以内 |
20A103 | 中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ | 中国文明起源 | 4 8 |
400万円以内 200万円以内 |
20A104 | イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造 | イスラーム信頼学 | 4 14 |
200万円以内 150万円以内 |
20A201 | 動的エキシトンの学理構築と機能開拓 | 動的エキシトン | 20 | 300万円以内 |
20A202 | 次世代アストロケミストリー:素過程理解に基づく学理の再構築 | 次世代星間化学 | 6 10 |
500万円以内 200万円以内 |
20A203 | ダークマターの正体は何か?ー広大なディスカバリースペースの網羅的研究 | ダークマター | 2 5 11 |
330万円以内 200万円以内 100万円以内 |
20A204 | 高密度共役の科学:電子共役概念の変革と電子物性をつなぐ | 高密度共役 | 3 13 2 |
600万円以内 300万円以内 150万円以内 |
20A205 | マテリアルシンバイオシスのための生命物理化学 | 物質共生 | 20 | 300万円以内 |
20A206 | 超秩序構造が想像する物性科学 | 超秩序構造科学 | 6 10 |
500万円以内 300万円以内 |
20A207 | 散乱・揺らぎ場の包括的理解と透視の科学 | 散乱透視 | 8 8 |
500万円以内 200万円以内 |
20A301 | グリアコーディング:脳ー身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 | グリアデコード | 8 10 |
500万円以内 300万円以内 |
20A302 | 不均一環境変動に対する植物のレジリエンスを支える多層的情報統御の分子機構 | 不均一環境と植物 | 15 | 360万円以内 |
20A303 | 脳の若返りによる生涯可塑性誘導ーiPlasticityー臨界期機構の解明と操作 | 臨界期生物学 | 9 15 |
500万円以内 300万円以内 |
20A304 | マルチファセット・プロテインズ:拡大し変容するタンパク質の世界 | 多面的蛋白質世界 | 15 | 400万円以内 |
20A305 | DNAの物性から理解するゲノムモダリティ | ゲノムモダリティ | 11 5 |
500万円以内 400万円以内 |
20A306 | 素材によって変わる、『体』の建築工法 | からだ工務店 | 15 5 |
500万円以内 300万円以内 |
20A401 | 実世界の奥深い質感情報の分析と生成 | 奥深質感 | 30 | 300万円以内 |
20A402 | 社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化 | アルゴリズム基盤 | 17 | 200万円以内 |
20A403 | 分子サイバネティクス ー化学の力によるミニマル人工脳の構築 | 分子サイバネ | 25 | 400万円以内 |
関連情報(リンク・資料等)
- 文部科学省
- 「令和3(2021)年度科学研究費助成事業-科研費-(学術変革領域研究(A)(公募研究))の公募について」
- 「令和3(2021)年度科学研究費助成事業‐科研費‐(学術変革領域研究(A・B))の公募について」
- (学内)研究推進課 科研費担当
- 研究推進課 科研費担当ホームページ 学内
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