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【1月7日】国際セミナー「ソーシャルジャスティスと若者によるドキュメンタリー~若者の表現は社会問題に関する人々の意識をどのように変容しえるのか」を開催しました(人文社会科学系国際共同研究拠点)

熊本大学人文社会科学系国際共同研究拠点事業では、水俣や福島などの環境災害後のコミュニティの葛藤や分断からの再生のために、福島と水俣をつなぐことによる両地域のエンパワーメントに紛争解決・平和構築学のアプローチで取り組む研究を行っています。

その一環として、米国ヴァージニアと福島と水俣をつなぐ「ソーシャルジャスティスと若者によるドキュメンタリー~若者の表現は社会問題に関する人々の意識をどのように変容しえるのか」のセミナーを行いました。
福島の若者の映像作品、米国の若者の環境災害の映像作品を用いて、制作者の解説つきでセミナーを行いました。

Microsoft Word - ちらし_141122相馬高校放送局上映会(ちらしをクリック) 

 >>>以下開催案内
【昼の部】
日時:平成27年1月7日(水)14:00~17:00
場所:熊本大学 黒髪北地区 くすのき会館 レセプションルーム
内容:メインシンポジウム(日本語通訳付)

14:00 講演「ソーシャルジャスティスとメディアアーツ」
(米国イースタンメノナイト大学 准教授Paulette Moore氏)

15:00 日米の若者による環境正義に関する作品紹介(解説付)
<紹介作品>福島から「今伝えたいこと(仮)」
「見えぬ壁」
「これから」他予定
米国から「To Wisconsin With Love」

16:30 日米制作指導教員パネルディスカッション
「若者によるドキュメンタリーの可能性」
(P.Moore 准教授、渡部義弘教諭
司会:熊本大学 石原明子)

【夜の部】
日時:平成27年1月7日(水)18:30~20:30
場所:熊本大学 黒髪北地区 くすのき会館 レセプションルーム
内容:福島の若者によるメディア作品セミナー
(制作チームとムーア教授の解説付き)
「相馬高校から未来へ」「見えぬ壁」「これから」他予定

※1月6日(火)の同時間に、水俣市もやい館で同内容のセミナーが行われます。

【講師紹介】
●Paulette Moore氏(米国イースタンメノナイト大学 准教授(平和構築とメディアアーツ))
米国の紛争変容・平和構築の拠点的大学イースタンメノナイト大学で、社会変革とメディア、ドキュメンタリーと語りフィルム、ソーシャルメディア、アートによる平和構築を研究・教育する。2014年には、米国イースタンメノナイト大学の学生と、環境汚染をめぐる二つの都市の物語の映像作品を制作した。

●福島県立相馬高校放送局
東日本大震災をめぐる作品「相馬高校から未来へ」で2013年度NHK杯全国放送コンテストにテレビドキュメント部門で全国一位を受賞。彼らの作品は、分断するコミュニティや人々の心を変容させる力をもつ。

 

主催: 熊本大学 人文社会科学系 国際共同研究拠点
問合せ:大学院先導機構 山田麻衣
maiya[a]kumamoto-u.ac.jp